ブログの在り方と疑問点(だからってそれに合わせるわけではないが)
自分用のブログを書いたことはほとんどないため、いろいろな方のブログを拝見して、気づいたことを書いてみたいと思う。ついでにそこから学んだこともちょっと導入しつつ。
見出しを付けるのが必須
ブログって遥か昔は日記的な感覚だった。それが正しい使い方ってわけではもちろんなくて、テキストや画像がかける、それを世界中で閲覧することができる、さて何に利用しようか、というのがインターネット黎明期だったのだと思う。最も、ブログが登場したのは黎明期ではないと思うが。
その昔、メールを送る場合は25文字程度で改行しよう、みたいな作法が存在していたけど、当然今もそう言った作法は存在しており、加えて多様化している。多様化ゆえに、あまり定番の作法は際立って聞かれないように思う。
はてなブロガーさん達のブログを徘徊してみたところ、見出しを活用していないのは私ともう1名様くらいだった。目次までついている。すばらしい。読みやすい。長い文章も見出しやボールド掛けてるところに目を通して、なんとなく読了した気になれちゃうしね。
それにしたって、見出しを付けるというのはある程度順序立てて書いてないと付けられない。プロでもないのに(というか、プロなのかセミプロなのかアマチュアなのかの実態は知らない)、みんな真剣にブログを書いておられるのだなと感心した。
見出しがあって、文章がある。プロっぽい構成をされている方が多い。
改行しまくりのポエム風ブログは、アメブロとかが多いのかな…。そういうブロガー生息域の分布図なんかもありそうだ。
1テーマ1投稿なんだろうけど、1テーマを細かくして細切れにするのではなく、大きめの1テーマにして1記事内で網羅できてる方が読者のストレスは少ないもんね…。これはやはり「まとめサイト」の影響なんだろうか。
みんなよくできてるな〜、と、一応プロで食ってるライターのくせに思う。
主題が明確
前の項と重複してるけど、みんなブレずに一貫したテーマで文章を書いてることにリスペクトが止まらない。ほんとすごい。余計な小話を挟まない。余計な前置きをしない。きちんと順序立てて、興味を引くテクニックもある。読者の気持ちになって書かれてる。私なんぞ「それでプロとか言ってんじゃねー」って石投げられそうでコワイです。。。
とはいえ、ブログというものがそこまでのツールに進化したんだなぁと、10年以上インターネットに付かず離れず携わった者としては思うわけで。人よりちょっと上手くできてればバズっちゃう時代は過ぎ去ったわけで。
自分が提供できる話題やコンテンツを明示する技がどんどん体系化してるんだなぁ…。みんな職人さんだ…
みんな何目指してるの?
そんなこんなで、この疑問がわいてくる。やはりみなさんアフィリエイターなんでしょうか。あとはWEBライターと呼ばれるものを目指してたりもするのかな。
オーダーを受けて書くこともあれば、自分発信のコンテンツを売ったり、そこから仕事に繋げたりしてるんだろうな。そう考えると、ライターと言ってもいろいろ棲み分けはあるものだ。
SEOとかWEB特有のあれこれ踏まえたライティングには、私は対応していない。その要素もメニューとして取り入れていった方がいいのかなぁ。
うーむ。
何はともあれ、マイペースに書いていきたい。
一応プロのライター(会社員だけど)として思うのは、「売れる文章が書ける」というのはライターの絶対条件ではないということ。オーダーを受けて書く文章は、納得を求められることの方が多いから。上手でも下手でも、伝わろうが伝わらなかろうが(いや、上手で伝わった方がいいんだけど)、クライアントが納得し満足することが何よりの条件だと、やっぱり広告畑を歩んで広告業界で生きてるから、思うのかもしれない。
広告屋なら売れる方がいいんじゃない?と思われそうだけど、その話はまたいつか。